ミルク蒼屋のチラシ

Colloid(コロイド)が何か色々と残したりするブログです

「HELLO WORLD」を見てきた

一昨日あたりから公開された映画「HELLO WORLD」を見てきた

hello-world-movie.com

目的は好きな声優さんである子安の為もある。
監督が世紀末オカルト学院の人なんですね!雰囲気確かにそうなのかもしれない。

ネタバレの無い感想

音楽正直「RADWIMPS」の二番煎じやろwwwwwと思っていた私を殴りたい

個人的には、天気の子も君の名はも同じRADWIPSが手掛けているけど、特徴があって、映画音楽というよりはRADWIMPSが手掛ける曲という感じがする。*1
当たり前なんだろうけど、RADWIMPS好きならいいけど映画にあった曲なのかはまたちょっとベクトルが違っていて
本作もロックバンドやらコンポーザーやらがチームを組んだからどうせ(ryと思っていたら全然違っていた。これは映画の音楽だなぁと

ジャンルが「ハイスピードSF青春ラブストーリー」というこれなんてポップン?みたいなジャンルですが、内容はまさにジャンルその物。
音楽もロックバンドらしさある歌モノもある中、SFらしい無機質でありながらも温かみのある曲もあり、高校生活の中なので高校生らしいインスト曲もありで、曲すごいなと。
サブスクの恩恵でサントラを見てるけど作曲これチーム内コラボとかしてるんだね。すごいわ。
絵で例えると、萌絵ばかり書いている人がたまに見せる抽象画をみるような感覚がした。
てっきり新海監督作品のように歌モノがちょいちょい流れ、癖のあるインストが流れるものかと思っていた…w

CGアニメだけど普通のアニメのようであり

CGアニメでも、ディズニー作品のようにリアリティのあるCG*2じゃなくて、アニメをCGにした感じなのでアレかと思ったけど、これ一時停止したら普通のアニメだわ。という感じのCGしてた。
というか楽園追放はCGアニメ感あったけど、今作アクションとか演出のせいなのかCGの良さを生かしたアニメで良かったなぁ

一行さんかわいい

言わずもがな
というか皆さん俳優なのに声優うますぎでしょ…w

個人的には、天気の子はファンタジー過ぎて現実味があまり無いから純粋に楽しかったかというと微妙だけど
HELLO WORLDはSFチックな点がリアリティのあるところだよねと楽しめましたね

ネタバレのある感想

とりあえずWikipediaを読んでもいまいちわからんけど、映画を見た後に読むと色々ネタバレになっているというのがわかる出来をしているので注意だ。

話自体は完全初見じゃ難しい

勘のいい人は気付くけど、これは所見じゃ難しいw
もしTVアニメシリーズとかであったら、毎回考察が捗る感じになるだろうなぁ。けもフレのように。
未来から来たとなると、世界線とか平行世界とかそういう感じかと思ったけど、そうでなかった。まさかシミュレーションされた世界とは…
そして一番最後のシーンがシュミレーションしていない、本当の世界とは予想つかんかったw
でも最後のシーンがそうであったことを知ると腑に落ちた。
これは外伝とか小説みるともっと楽しめるやつですな。

キャッチコピーに偽りは無い

というか宣伝が上手いよなぁ
世界をシュミレートしているアルタラの存在とかを隠しでも、未来の自分から切磋琢磨されたりして一行さんと恋をするとかそんな話ですわという紹介くらいしかしていない。
ここだけ見るとシュタゲのバイト戦士を彷彿する感じがするけど、映画を実際みているとバイト戦士がその時代に来た理由があるように、ちゃんと未来の自分が来る理由もあり、シュタゲと違って未来の自分とは一体何者なのかという点が描写されていたので、未来の自分へに対するもにょり感はなにもない。スッキリと見れた
ただそれでも人間関係に対してであり、世界観が大変な構造をしているので、それに気がつくと面白いんだろうなぁと。

今作はすこし現実的なところがリアリティあって楽しかった。
もしかしたら私達の今いる世界も。。。と思うことができて楽しいなぁと。
主人公もそんな理由でSFが好きだと言っていた気がするので、そんなほんの少し現実味のある非日常を見てみたい方見てみて損ではない!

*1:アンチではない。ただちょっと過剰な気がする

*2:世界観に合わせた