文庫版を読んでみましたので、感想を
※以下、本文の引用についてはAmazonのリンク先に設定してある文庫版「未来の働き方を考えよう」から引用しております。
なぜこの本を読もうと思ったのか
- 人に勧められた
- 働き方は今もこの時点で変わっているので、タイトルに惹かれたというのもあり
この2点です
先日はこの「仕事は楽しいかね?」を読んで励まされた中、では現実に対して実際に考えてみようという感じです。
なので、「仕事は楽しいかね?」をベースに考えて読んでいる私がいます。。。
かんたんなあらすじ
タイトル通りの内容になります
ちきりんさんは
- 働くことについて
- これからの時代は定年まで働き続けるのではなく、2回人生が来る(=就活をもう一度やってみる)
- 人生に対する行動、そして発想について
- 最後に人生の設計について
といったことを自分の経験や世間帯や時代と絡め、説いてました。
物語ではないので目次あたりを参考にしていただけると(投)
読みやすさについて
小難しい話や単語は出てこない、簡単であたりまえな単語や内容をベースに考えを織り込んでいく文面です。
その為、個人的には就活生の人に勧めたいくらいのよみやすさになっております。
というのも私がこの本を就活やってた頃にほしかったよね。
ビジネス書初心者向けではありますが、「仕事は楽しいかね」の次段階として読むくらいの難易度です。
本に対して
あらすじのところから思った点をピックアップ
人生は二回くるということ
ちきりんさんはこの本にて
職業人生は2回ある
という発想を説いてます。
具体的には40代までを前期、40代以降を後期と位置づけて
2回職を選び直すという考え方を提示してます。
この点について、私は別に40代じゃなくても良いのでは感はあると思います。。。
というのも私が早々に転職をしたせいで、長く在職しなくても振り返る際に選び直すのも選択としてありではという考えがあったり。
ITエンジニアはよく転職しているジョブだなーと思うので、おそらくこのカジュアルな転職が普通にどのジョブでも世間一般となってないからなのかなと思ったり。*1
個人的には20年毎ではなく、10年スパンで立ち止まって考えるのもヨシ!とは思うなぁ
人生の設計について
この点については共感というか参考になりました
仕事は楽しいかね?には、
目標を明確に持つと、その過程を決めてこなす。そしてうまくいかないと気に病んでしまう
みたいなことを書かれていたなと思うのに対し、この本は
キャリアに対して複数のシナリオを持つ
ということが書かれています
これは具体的な目標というよりは、道筋のようなものに近いと感じました
それに複数もっておけば、いざ飛び跳ねても理想と違う!と嘆くようなことはなくなるかな…
総評
社会人になって、時代も色々あって進化していく中、働き方もあわせて進化しなくちゃいけない
働き方というより、人生はもうすこし会社依存ではなくわがままでも良いのかなと思いました
カジュアルに休職して、勉強するとかそういうことができると良いのに
そういうことが出来づらいのは、組織的な文化が遅いというところなのかなと思ったり
ううむ、既存のことを変えるというのは勇気が必要ってこういうことなんだなーーマックス先生ー!
今できることは、シナリオやスタンスを持つことかな
あとは多くの経験と色々知ることかな…
そんな感じで今後を考えるきっかけとなる本でした
*1:間違ってたらごめん