ミルク蒼屋のチラシ

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マネーという名の犬 12歳からの「お金」入門 を読んだ

マネーという名の犬 12歳からの「お金」入門

マネーという名の犬 12歳からの「お金」入門

Kindle Unlimitedが少し前に3ヶ月300円とかそんなキャンペーンやってたので、このご時世だし加入
気分転換に読むのは良いね

なぜこの本を読もうと思ったのか

お金の授業って受けた記憶がないのである

ある日、会社で退職金の運用どうする?という案内がありまして
そういえばお金の運用は趣味資金と生きるための資金くらいしか考えてないし(今は)、なんとなく投資信託やってるくらいでよくわかってないなとか
金に対しての知識がなかったと思うこの頃
学校で学ぶことがあったか?そんな記憶があまりない。。。。

そんな状態でこの時代生きるのはしんどいというか少しやばいなと思い、何かで得ないとなと
前述で加入した通り、本サブスクな物だから探してみたけっかこの本の評価高めなので読んでみた

かんたんなあらすじ

Amazonの商品紹介より引用

「ねえキーラ、このままだと君は将来、両親みたいにお金に苦労する大人になってしまうよ」
少女キーラのもとにあらわれた、人間のことばをしゃべる不思議な犬、マネー。
マネーはキーラに、お金と世の中、そして人生の「しくみ」をわかりやすく説いていきます。
子どもから大人まで全世界400万人以上の人々に愛され続ける、一度は読むべき不滅のロングセラー。

読みやすさについて

商品紹介の内容から分かる通り
この本は、主人公の小学生の女の子であるキーラが、喋れる犬であるマネーとともにお金に対しての苦難に立ち向かい
時には悩み、時には挑戦してみて成長するサクセスファンタジーである
なので、実質ラノベである
ラノベだと対象年齢が若干高めだな、児童向け小説と言っても過言ではないだろう

ただ翻訳がいかにもな翻訳をしているので、なにか感じる人は感じるかも
文章が日本的ではない感じがする。洋画や海外ドラマとか慣れてるならわかるかもこの感じ

本に対して

この本を読んで感じたのは、大まかに2つのことについて書かれているなと 1つはタイトルの通りにお金について
もう1つは人生の自己啓発的な所

である

お金について

この本は小学生であるキーラが、夢の為(=手に入れたい物がある)にお金が必要であり、小学生ならではで稼ぐ手法が画かれている
そんな稼いだお金をどうやって運用していくかも書かれており、最終的には投資信託で増やそうぜというところまで行くから驚きである
個人的には株の仕組みと投資信託の仕組みについてはわかりやすくてよかった。
例え方が小学生に向けたたとえなので理解できる。そりゃ主人公は小学生だからね

また主人公の親が資金繰りに頭を抱える借金持ちな為、小学生であるキーラの意見に対して大人のだめな思考回路で反撃してしまうところも有る。
そこに対してもキーラの周りにいる協力的な大人の力により、無理のない説得や説明があるので納得がいく。

自己啓発的な面について

この側面は予想外であった。
話の内容的には、自分はなぜお金がほしいのか、お金で何をしたいのか、そのために何をするべきか等
やりたいこと = 成功への過程がしっかりと書かれていた。
それは主人公が小学生なので、小学生でもできるような事ばかり=だれでもすぐに取り組めるような事が書かれている
それらが自己啓発な感じになっているなぁと思った

逆にここで色々と思うことがある場合は、そうかそんな事も出来てなかったなぁとか…思うなど…

総評

全16章と長いといえば長いかもだが、最初の通りこれは児童向けノベル感あるので読むことに対してはそんなに苦ではない事
また章の最後に箇条書きでまとめが書かれており、もし読み返すときがあればそこだけ読むのはアリと感じて工夫があって良い本であった
タイトル通りお金入門に最適で、子供に限らず大人にも読んでほしいなぁと思った
というかあとがきにも大人に読んでほしいと書いてあるしね

今のご時世で株がーでもかぶってなんだーと思う人に読むのに最適な本と思いますた