ミルク蒼屋のチラシ

Colloid(コロイド)が何か色々と残したりするブログです

Vivy -Fluorite Eye's Song-を一気観した

Vivy -Fluorite Eye's Song-が良いと何処かで見かけたので、絵を描く作業用BGAがてら流して気がついたら全話見終えた。

vivy-portal.com

AIが最終的に反逆する未来が待っているので、それを食い止めるために世界線を変えていく話。
100年後の未来からやってきたAIが、歌を歌うことを使命としたAIに対して世界を変えようというところがターミネーター感あるが、通して見るとDetroit become humanを思い出した。
Detroitとの違いは人間の道具として扱われる前提なので、最終的には人権を得ようと人間に歯向かう話(※要約)だが、Vivyの世界では時代が進むにつれて人と同じような扱いをしていく差がある。
そして人間と同じ扱いをすると人間は悪だから排除すべき(※要約)だとAIが判断し…という内容が繰り広げて、それが原因で100年後は人間 VS AIの戦争勃発となるそうで。
やはり人間 VS AIの対立はどうなっても避けられないよね…と思うなどした。

主人公のVivyが歌うためのAIということで、アニメのOPもライブ中(あるいはライブの開始)で贈る1曲という演出で、OPの映像演出が神ががっていた。OPもストーリーの一部というのが良いよね。
話も100年の間に起きるターニングポイントを起動修正する中、そのポイントとなるエピソードがAIならでは…という内容でもうね、心がしんどい。AIの倫理って難しい、、、、人権難しい。。。。
そんな中で歌われる劇中歌の歌詞も良いよね…まんまストーリーじゃん。。。Sing my pleasureとかまんまVivyのストーリーじゃん…。他の劇中歌も歌詞=話という感じなのでシンクロがやばいね。
そして100年という時を過ごしてもAIもとい自我をもつAndroidはどんなに年数を重ねても老けないんだよな…と思いつつ、博物館での交流で会話される「人間の死」についての会話できっとVivyが自分の目的が気がついたんだろうなと思う。歴史の軌道修正してきたVivyの最後の選択は、やはり人間を信じたということなんだろうかな?最終回の発言からきっとそうなんだろうと思う。

とまぁネタバレにならない程度に感想を書きなぐったのだが、Detroitプレーしてエモい感情を抱いた人なら必ずハマると思う。アニメもアクションからライブまで凄いし見やすいしおすすめです。