自分用のメモも兼ねて残します。
今回はこちらのイベントに参加*1。動機としては、最近の業務は開発というよりはDevOpsとQAを足して2で割ったような業務をしており、.NETに関する業務から離れてしまっている。そんな中色々とキャッチアップしなきゃなーとは薄々感じてはいたので、リハビリがてら参加してみようかなと。
後は世間の開発プロジェクトはどんなものかを知りたく思い…。
といった所です。あまり他人に見せれるモノとしてまとまってないと思うので、軽い気持ちで見ていただければと。
金融の基幹システムを1年半かけて .NET 6に移行した話 nuits_jpさん
twitterでたまにリプライをするにゅいさん。
セッションのざっくりとした概要
Server2008R2のサポート終了に合わせて、プロジェクトを.NET6に移行することに。順調に作業していざサーバー構築。サーバーのケーブルが足りずかつ半導体不足によってプロジェクト遅延してしまい…?
書類の画像化システム、フロント(クライアント)はWPFでバックエンドはコンソールアプリ。サーバがWindowsサーバー2002 R2(動機は上記)。
ついでに色々とよくしていこう(改善活動的な)というPJ。
.NETの更新はWPFではなくサーバーSideの話。
感想
- 朝活部日本支部長…?(自己紹介スライド見ながら)
- 初手に炎上案件紹介する斬新な発表構成
- 半導体不足こわい
- なかなかのタイミングで新鮮な.NET6をキメたのは素直に凄いなぁと。
- Freamworkに依存していない機能があまりないのは凄い
- メンバー育成をゴールにできるPJはいいなぁと思う。多分プロダクト優先になりがちかなと思うので…
- そしてその育成とアップデートのサイクル的なの回せる戦略はつよい。そしてそうやって顧客と認識合わせられるのいいな。戦略と育成が噛み合ったゴールが理想なんだろうなぁ
- 比較した後の確認する用ライブラリ作るという発想(尚私は既存のものでどうにかしていくスタイル)
- 自動化という点だとCIとかそういう系の話と思ってしまった
- .NET Freamwork依存した機能の解決方法というよりは、プロジェクトと諸々の戦略の話が多めだった。こういう話はなかなか聞けないので良いなーと思う。
System.Drawing周りの話 fujimoriさん
美容院に行ってきたらしい。
セッションのざっくり概要
System.Drawingに関するご報告。
縦組みの表現をSystem.Drawingで表現しているので、それらを.NET6に移行する。
デスク版はWinforms
Web版はBackendにAzure Functionsを使う。
www.slideshare.net
感想
- WinFormsという単語を久しぶりに見た。
- .NET6に移行するメリットとして、ユーザー環境を気にすることがない、exeが1つというメリット。
- 確かにメリット強い。ユーザーの環境考えないで済むのは今後の計画から考慮することが減るのでよいよね…
- Drawingの代替候補の紹介、助かる。代替といってもみんな違った結果が出るのでもし利用する場合は自分で確認した方が良さそう(当たり前)
.NET Framewarkから .NET 6への移行でやった細かいこと(C++/CLIもあるよ) suusanexさん
セッションのざっくり概要
.NET6移行をしようという話。プロジェクト(ソリューション)ファイルからビルドまで、上から下まで移行するためのやることの紹介
感想
- プロジェクトの作り直し、.NET6からプロジェクトの扱いが異なるという差。Freamworkからの差分がしれて良き。
- プロジェクトファイルは手動で編集する物。わかる
- プロジェクト設定のコツとかはやったことある人しかわからないよなぁと思うなど。
- .NET6ではAssembleInfoが自動生成される仕組みなので、移植もそれに合わせる必要がある。これはビルドエラー起こしたときにどうして??(画像略)と見落としポイントでは?と少し思ってしまった
- C++は旧型の状態と初耳。聞いていると楽そうに見える。
- ない型は自分で取ってこいよスタイルになる.NET6。ここはテンパリそう。
- 名前空間の変更もまた大変そう…。
- global using、コーディング規約に影響出そうだ
- メソッド定義異なるとなると心折れそうだなぁ…と思うなど。そんなにないとはいえ…
- 全体的に移行作業の紹介はすごく参考になった。多分移行するときが来たら参考にするのでは?と思うくらい(そんな機会あるかは別だが…)
アプリのテスト自動化 石川達也さん
ざっくり概要
UIテスト自動化!!!!
感想
- 今仕事がこれ(UIテスト自動化)中心なのでめっちゃ気になっていた
- なるほどWindowsアプリはFriendly…(Seleniumめちゃ使っているマン)
- API呼び出し便利か??(でもユーザーが手動でなにかやらかしそうなシナリオのテストには向いているのかな)
- 何か入力してOKボタンを押下するというシナリオは楽そう
- 要素指定の実装はSeleniumライクなのはいいね(新規に覚えるのもまたハードル高い)
- 課金ツール、入力系の多くのシナリオ実装するの楽そうで実質攻略ツールだな??
- Friendly強すぎる…
.NETのサポートポリシーのおさらい Yuta Matsumuraさん
ざっくり概要
タイトル通り!
各サポートのカテゴリごとに説明
www.slideshare.net
感想
改めてサポートポリシーの振り返り、.NET7からの変更点が知れてよかった。業務でもわりと大切な所なので、.NETを業務で扱う人はみんなこれを見ておくべきと思うなどした。
確かにLTSは間際らしいw
.NET 6で実装された新しいLINQ API くさばさん
ざっくり概要
タイトル通り!
www.slideshare.net
感想
- WebFormsという単語久しぶりに(ry
- MaxByとMinBy、便利かもしれないのでは???
- わりとわかりやすい表現なのは完全に同意かも(いままで事例の方使っていたかも)
完走した感想
移行するというタスクは心が折れるタスクだよなぁと、少し前JVMだけどフレームワーク移行をほぼ一人でやった身としては思った。でも全体的に通して思ったのが、.NETはまだ移行することについては楽な方なのかなと。そして移行をするという決断に至る組織的背景や戦略決めなど…こうしてノウハウが共有されると移行する時心折れず強く移行できそうと思った。
移行系の話もだけど、移行するにあたって欠かせないのが前VerであるFreamworkの方との差分とコツも知れて良かった。こういうのは実際にやった人から聞けるのは大変ありがたい。
そんな感じで登壇して頂いた方々、貴重なお話が聞けてよかったです。最新の.NET事情が把握できる良い勉強会でした。主催の方もお疲れ様でした&ありがとうございました!
.NET系の業務、やっぱりやりたいな…
*1:書きながら見ている予定なので、内容自体は現在進行形かと