ミルク蒼屋のチラシ

Colloid(コロイド)が何か色々と残したりするブログです

岡本太郎美術館に行った

京都秘封合わせの新刊が脱稿して、岡本太郎記念館で開催しているタローマン展が今月中までというのもあり、行ってきた。

www.taromuseum.jp

岡本太郎美術館のある生田緑地は、その名の通りめちゃくちゃ緑豊かな公園といったところ。

今日は日差しがエグくなくてわりと快適な方だったのがよかったな。

タローマン展は入場無料だけど、その原作(?)である岡本太郎氏の作品展がやっていたというのもあり、はじめにそちらへ行く。

結論を言うとめちゃくちゃ良かった。構成は岡本太郎氏の人生史に合わせて展示されており、序盤は油絵メインの絵から中盤はタイルアートや立体作品、終盤は建築とかプロダクトとか表立った活動*1についてまとめられていた。

油絵やタイルアートは原画で展示されており、光の反射とかで塗りがわかるのでアナログの良いところだよなぁと思う。立体作品もどれもすごいし、素材も色々と使われていて表現は自由なんだなというのが感じた。
それに岡本太郎氏も生涯芸術家なので生涯の作品があり、どれも力強いものばかりですごいなぁと思ってしまった。あまり目の前のことに囚われずに自由にやるのが良いんだろうな…とかそんなことを思ってしまった。一方で作品群の中でも下書き工程みたいな資料もあったので、あの作品群すべてが一発描きじゃなさそうと知って少し安心した。もし全部が全部一発勝負で描いたとあればどんな脳内になっているのかと驚くので…。
アナログというか絵画に対して大変モチベーションが上がったので、京都秘封の色紙とか描こうかなとそんな事を思った。アナログはいいぞ。

からの


なんだこれは


それに対してのタローマン展。なかなかの物量の資料でバグを起こす。だいたいフィクションなので…


個人的には生田緑地内の宣伝ポスターコーナーに混ざってのこのタローマン関連作のポスターコーナーが好き。これ以外にも最新作のタローマン大統領の小物も展示されていたので、タローマンが好きなら上記の岡本太郎展と2つ合わせて見るのが良いと思った。

そんな感じで、久しぶりにアナログ絵の美術を見たりして、べらぼうな作品を見てエネルギーを受けつつ、タローマンで全力でふざけに行っているのを見てバグを起こしたりなど、なかなか濃い空間でした。

*1:テレビ出演とかそういう感じの意味