ミルク蒼屋のチラシ

Colloid(コロイド)が何か色々と残したりするブログです

「仕事は楽しいかね?」を読んだ

最近情報汚染というか、なんというか

色々と眺めているとHPが削られるような情報過多だなぁと思うこの頃
同じ情報でももっと気軽に得られるところから得ようと思い、本*1を最近読むようにしたい
と思ってPrime Readingを徘徊していると、この本に出会った

煽り画像ではない
出会って読むように至った動機は、上記のお気持ちに加え

  • 仕事かぁ…(´・ω:;.:...というお気持ちになることが最近ある
  • アマゾンのレビューが比較的悪くない評価
  • タイトルはこうだけど、実際どんな内容なの?

そんな動機で読みました
以下感想等

かんたんなあらすじ

大雪によって足止めをくらった主人公であり30代で住宅ローンと妻子持ちのサラリーマン
一夜空港で過ごす羽目になり、しょげる
そんな中、ビジネスの成功者であり発明家のマックス(表紙のおじいちゃん)とひょんなことから出会い…

こんなあらすじですが、この本はビジネス書です。
でも内容はあらすじの通り、物語もとい小説です。

主人公について

主人公は自己投影できるように冴えない感じのステータス。いわば野原ひろしより少し重い過去を持つ人
主人公にはかつて、すでにある事業を参考に、友人とビジネスを立ち上げた。
しかしそのビジネスも、競合他社が現れてしまい…

という過去を持つので、仕事に対してもいまいち見いだせず、ただ生きるために仕事をしている主人公である

そんな主人公に対してマックスは、仕事もといビジネスについて問うのであった 「仕事は楽しいかね」

読みやすさについて

前述の通り、この本はビジネス書にカテゴライズされた小説です
なので読み始めればサクサク読めます。ライトに読めるのでライトノベルです。
全14章ですが寝る前に1h読めば、1週間で読み終えるくらいです
「ビジネス書や自己啓発とか色々あるけど、難しいだろう…」と思っている方におすすめしたい。

またこの本は冒頭に記述した通り、Prime Readingの対象なので、Amazon Prime会員なら無料で読めますおかしい
そういった所からかなりハードル低い本になります

マックスが教える「仕事」

  • ビジネスとは
  • ビジネスの成功とは

といった「ビジネス」全般についてを主人公に教えます

ビジネスとは、試すことであること
目標とは、それに向かって計画を立てて遂行をするだけにすぎない
あえてそれて、毎回試してみて、その都度違う物が得られることがあるということ
名画をコピーしても、それは名画ではない

等、名言のオンパレードでした

感想

冒頭のマックスのセリフに、私はこころに来ました

僕が伝えたいのは、理想の仕事についてちゃんとした考えを持っていないなら、物足りなさや取り残されたような思いを抱くだろうってことなんだ

確かに

色々あったけど、私はそんな思いを抱いてるなぁと(´・ω:;.:...
マックスは逆に、人生とは目標に向かうのではなく、色んな所へ飛び跳ねるものだと伝えた
人生は管理なんて出来づらい、扱いにくいものだと
そして軌道から外れた先には色々と教訓があるということを

その言葉は、社会人になって3年が終わろうとする私にとっては勇気つけられる言葉と思った
3年は続けろというよくある言葉の3年目なので…

多くのビジネスはそんな、外れた軌道の先に出てきた偶然の産物でできているから、試すことにためらうことはないと励まされるなぁと

しかし、かといって目標を抱かないというよりは、一つの考えは持ったほうが良いよなとは思う
私にはそういう考えの基準みたいなのがふわっとしているから、それを得られるように色々と試していきたいなぁと思いました。

後、多くの有名企業のビジネスが生まれたきっかけを教授するので、ビジネスの歴史のようなのも知れる良い本です

今日みたいに、どんよりした天気に読むのが良さそうかもな…  

仕事に対してもにょる人に対して、励ましてくれる本かもしれません

*1:種類問わず